一度は挫折した公認会計士試験。再び受験するにあたって役に立ったこと ~ドキュメント・公認会計士試験第4回~
こんにちは。
株式会社SEEHOの石動です。
「ドキュメント・公認会計士試験」の第4回です。
今回は、二度目の受験勉強について書きます。
再び公認会計士試験に挑むことを決めたのは、司法書士試験を2ヶ月後に控えた2013年5月です。
司法書士試験を受けた次の日に、公認会計士試験のテキストを買いに行きました。
なお、当時は会社で経理部に所属しており、決算と監査対応を担当していました。
受験を決めた理由は二つあります。
一つは、接する公認会計士の人たちが尊敬できるプロフェッショナルだったことです。
もう一つは、司法書士だけで開業するより、公認会計士・税理士・司法書士として開業するほうが収入の安定につながると考えたからです。
ご存知の人も多いと思いますが、公認会計士になると、税理士登録もできます。
では、受験勉強を開始した2013年7月時点の私のスペックを記します。
東京都立大学経済学部卒業(2回留年)
日商簿記1級合格(2007年)
行政書士試験合格(2008年)
TOEIC 820点(2008年)
司法書士試験合格(2013年)
このうち最も役立ったのは司法書士試験の合格です。
司法書士試験の試験科目は、公認会計士試験と共通する会社法(商法)と民法(選択科目)を含んでいます。なお、公認会計士試験では科目名が企業法となりますが、内容は大部分が同じです。
難関の司法書士試験に合格していたため、企業法と民法については、過去問を問題なく理解できるレベルにありました。
特に、短答式の企業法については、過去問はほぼ100%正解できました。
論文式試験の企業法、民法についても、少々の対策で問題はなさそうでした。
また、日商簿記1級も、財務会計論・管理会計論の理解に多少は役立ちました。
このように、一つの難関試験に合格すると、関連するほかの資格試験において、大きなアドバンテージを得られます。
資格試験に合格したら、内容を忘れないうちにステップアップを検討しても良いでしょう。
前回書いたように、私は一度、公認会計士試験に受験することなく挫折しました。
しかし、のちに効率的な勉強方法を確立し、独学で合格しました。
受験勉強は長く苦しいものですが、くじけそうな場合はどうぞ当社にご相談ください!
当社は、あなたに代わって過去問分析・テキスト選定・1日ごとのスケジュール立案・本番対策を行って勉強効率を改善し、短期合格をサポートします!
ブログのこちらの記事をご参照ください。
お問い合わせいただいた方には、「公認会計士試験 短期合格のための基本戦略」をご提案させていただいております。
興味をもっていただけましたら、お気軽にお問い合わせください。