5月短答式合格から3ヶ月、論文式試験に好成績で合格!本番で起こった意外な落とし穴 ~ドキュメント・公認会計士試験第8回~
こんにちは。
株式会社SEEHOの石動です。
今回は、「ドキュメント・公認会計士試験」の第8回です。
論文式試験の感想について書きます。
前回、論文式試験の学習スケジュールについて書きました。
7月半ば以降から8月の論文式試験までは勉強しすぎました。
19時以降は自由時間にしてリフレッシュしたものの、徐々に精神が疲労し、1週間に一度ほど勉強するのがとてもつらい日ができていました。
ただ、これまでの経験で教訓を得ていたので、そんな日は勉強を完全にやめました。
そして、次の日に元通りノルマを達成できるように思い切り遊びました。
なんとか、連続して勉強しない日を作らずにすみましたが、無理をするよりやる気が持続するようにスケジュールを組むほうが正しいですね。
それ以外は特に問題はなく、模擬試験の成績も上昇しました。
そして、自信をもって論文式試験の日を迎えました。
初日、2日目と良い手ごたえを感じていましたが、最終日の3日目にアクシデントが起こりました。
午前の会社法が始まってすぐ、答案を書いていたら手が震えてしまい、字が書けなくなったのです。
2日間ずっと文字を書き続け、前腕の筋肉を酷使したことが原因でした。
何も書けないので一瞬パニックになり、「もうダメだ」と不合格を覚悟しました。
しかし、次の瞬間に頭を切り替えました。
焦ったり、諦めたりしても、何の意味もないからです。
深呼吸をして心を静め、できる限りのことをやろうと考えました。
具体的には、しばらく右腕をマッサージしながら解答を頭で構成することにしました。字が書けるようになった瞬間に試験終了までなるべく書き続ける、という作戦です。
マッサージをしながら問題を読み、頭の中で少しずつ解答を構成しました。
次第に問題に集中できるようになり、震えが気にならなくなりました。
40分かけて大まかな解答方針を決めると、手の震えも収まっていました。
慎重に字を書いてみたところ、手はまだ少し震えるものの、ぎりぎり読める字が書けました。そして、大急ぎで解答欄を埋め、試験終了直前にすべて書ききったのです。
なお、昼休みにマッサージを行ったことで、午後は問題なく解答できました。
結果は、会計学52.7、監査論65.2、租税法57.1、企業法55.1、民法63.6、総合57.1でした。合格基準点は52.0、順位は200番台後半で上位10%に入り、目標を達成しました。
こうして、公認会計士試験に合格することができました。
これで、「ドキュメント・公認会計士試験」は終わりです。
8回にわたってお読みいただき、ありがとうございました。
私のように、難関試験では万全の準備をしてもどこに落とし穴が待っているかわかりません。
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